笑い飛ばせたんだ どうしようもないことも
隣にいるだけで 温かい
部屋は落日色にかきまわされて
飾った写真の中で笑ったままあかい顔
あなたの好きなもので
テーブルをいっぱいにするの
いいでしょ 今夜だけ 祝わせてほしい
ああもう振り返れば
やたらと綺麗な思い出になってしまった
戻らない時を少しだけ 近くに感じていたいよ
あなたに会えた今へと繋がるならすべて赦せたの
ふたつのグラスで踊る泡 月明かりがやさしい
ひとりじゃ飲みきれないかな
冷蔵庫秒針の音 響きわたって
今のこの静けさもこれはこれで好きになった
こうやって新しくなっていくひとつひとつを
あなたはきっと喜ぶ わたしの気も知らないで
おどろくよ
未だに絶望の端っこすらどこにも見当たらない
あなたの残した光が今も温めてくれる
愛しいさようならだったから
寂しさはただ我儘なの
ふたつの皿で冷える秘密
あなたの声が聞きたい
ひとりじゃ食べきれないかな
約束したのに 忘れたくない
見てよ あなたの好きなもので
テーブルをいっぱいにしたの
いいでしょ今夜だけ 祝わせてほしい
ああもう振り返れば
やたらと綺麗な思い出になってしまった
戻らない時を少しだけ 近くに感じていたいよ
あなたが残した光でここまで歩んでこれたんだよね
ふたつのグラスで踊る泡 月明かりがやさしい
どこにいても ずっとそばにいる
わたしはあなた仕様のままで
どこにいても ずっとそばにいる
わたしはあなた仕様のままで
ひとりで生きていけるわ