空想から飛び出したまるで君は太陽で
膝を抱えた僕の手を取って空へと駆け出した
ボーナスステージなどない
ファンファーレなんて鳴りやしない
一人彷徨う世界で君を見つけたよ
星降る夜の輝きも 竜の背で知った恋も
夢物語と目を逸らして その憧憬は覚めなかった
きっと続いていく 星座の向こうのフィナーレまで
紡いでいく僕らの物語
人生は最高の神ゲーだなんていうけど
チュートリアルすら躓く僕は脇役にもなれない
ワンミスでゲームオーバー
最高難易度の毎日だ
そんな日々に虹がかかった 君が笑うだけで
孤独な道を迷って 夜をいくつも越えて
やっと出会えた 焦がれていた 僕が生まれた意味だった
世界を包み込む暗闇なんて笑い飛ばして
繋いだ影が途切れないように
透き通る君の眼差しが悲しみで溢れるなら
僕は隣にいてもいいかな いつかの君のように
不器用なまでの優しさ 純真な哲学も
君に触れたら その全てが僕を救って止まないんだ
ありふれた幸福な日々はきっと続くのだろう
二人のエンドロールまで
星降る夜の輝きも 竜の背で知った恋も
夢物語と目を逸らして その憧憬は覚めなかった
きっと続いていく 星座の向こうのフィナーレまで
夢を忘れた僕の空に
君が理由をくれたんだ