銀の鈴 鳴らし飛ぶは どちら様
朝露に 濡れる花とひつじ雲
萌ゆる花 揺らす風に ごくろう様
おしゃべりな食いしん坊はあちら様
まきばの朝と夜のしらべ
大空に夢描く
頬を撫でる ミルク色の風
すこしね さみしくなる
夜明け前に指切り
今日も明日も 変わらぬ景色に
ひつじをか数え 夢見るの
それでいいの
夢うつつ たぐり寄せたひとかけら
踊り子と星が誘う どちら側?
真夜中の 帳開けたひつじ雲
鈴の音は白い柵のあちら側
空をかける 名前のない星
あしたを紡いでいくよ
忘れないでいてね
閉ざしてた 窓の鍵を開け
飛び立って行くよ あこがれを抱いて
丘を撫でる ミルク色の風
わたしの ささやきだよ
思い出してみて
もう消える 朝焼けの空に
あなたが微笑む 夢見たの
それでいいの