嘆きの淵 灯火(ともしび)消える
なぜ人は無常の風に揺られる
凍(こお)る沼に溺れる痛み 乗り越えて
空へ還るその日まで今をあなたと支えたい
いつか約束した空を 見上げて探す
瞬く星になった 戻れぬ日々を抱いて
明日へと生きる
自由と孤独 教えてくれた
もう逢えぬ笑顔に花を手向(たむ)ける
あの日 交わした言葉がまた こだまする
時の砂が刻む風の紋(もん)よ 涙を連れ去って
いつか約束した空が ふたり見守る
夜明けの星はやがて 果たせぬ願い託し
昨日へ消える…
いつか約束した空を あなたと探す
瞬く星になった 祈りが 明日のしるべ
ふたりを照らす