あなたの事たどりようやくわかった
お金なんてなくていいの 欲しいものはあなた
決して離れないなんて思い込ませて
過ごしあった日々がいけなかったの
泣いて泣いて目を閉じて 浮かんでくるのはあなたです
やがて時が過ぎても 胸の隅にあなたいて
一つ 二つ 四つ 八つ そっと咲いて 気付けば庭一面あなたでした
いくら背を向けて 前を向いたって
胸は焦げつづけていて
左右へ別れて すっと離れてく二人を
“思い出”なんて言葉で とても整理できなくて
いくら背を向けて 前を向いたって
私はまだ雨の中
ああ きっと 静かな あなたは 夕凪
心変わり責めるほど 私は乾いてなくて
泣いて泣いてまた泣いて いくらまぶたを腫らしたら
あなたのその笑顔が 見えないようになりますか?
泣いて泣いて目を閉じて 浮かんでくるのはあなたです
やがて時が過ぎても 胸の隅にあなたいて
胸の隅にあなたいて