<daoko>
私は
どうやら生きているようです
呼吸をやめると
酸素を求める身体だから
瞬きの度失う光
見たい 見たくない
わからない 右左
冷たいフローリングの上を裸足で彷徨う
生ぬるい水道水をコップに注いで
生きるため飲み込んで
生きるためには何かを犠牲にしなくちゃ
生きていけない 生きていけるような気がしない
そもそも生きるってなんだろう
衣食住社会の一部と化すワンパターンワンループ
悪夢と思えば唯の悪夢だ
弾む記憶
君の声君の台詞君と見た景色
そう全部全部がこんなにも鮮明に蘇った
今更になってぽっかり開いた穴から
まるでそこに居たような再現率で
なんでなんでどうしてが口癖でごめんね
嗚咽で目が覚めて疑問符に溺れ
孤独を感じて現実から逃げた
重たいドア命からがら脱出して
ゴツゴツしたコンクリートの上
そのまた上の電柱電線のあみだくじの先を見上げる
誰もが寝静まった暗闇の中で
<genius p.j's>
前略こちらは善悪という選択も線が見えずらい戦渦
まるで安易なる一命の原価
思想のレンタルを連鎖する多くの演者であり
消耗する今日も誰かのパーティーの前座
鎮座するガイダンスの元にある階段の最下に立つ
それはその色彩の大半を得る事は
出来ないであろう擬態だ
視界は何を見たいか
何を生みたいか
<daoko>
デイドリーム 繰り返しの中に 生きる意味を探す
デイドリーム 繰り返しの中に 生きる意味を探す
生きたいの死にたいよ
死にたいの生きたいよ
デイドリーム
こんな迷路に こんな迷路に
<genius p.j's>
街を出る
汝よそれを得るために人はそれを捨てる
揺れる火は引火するスケールブレスを繰り返して
本当なら今必要がないものを突き返して
赤い血で何もできなかった分の朝を起こしてく
黙っていようが毎日の日は暮れる
まだ歩ける僕はまだ歩ける 時を訪ねる
覚醒する夜を踏み白線から越える明日へ
溢れる思いよ我描く絵故に人に託せぬ
誰もが手負いで足を引きずり歩いてる
悪いね先を行くよ
だが道を戻り担いでる
そのうちに寒さや暑さを繰り返して歳をとる
僕は一体いつたどり着けるんだろうかと思ってる
まるで変わることと変わらない事に違和感を感じて
結局は置いてきたあの人の事を案じる
あえて残忍な事も経験してく
私達は不感になる前に真理と向かい道に参じる
<daoko>
デイドリーム 繰り返しの中に 生きる意味を探す
デイドリーム 繰り返しの中に 生きる意味を探す
生きたいの死にたいよ
死にたいの生きたいよ
デイドリーム
こんな迷路に
生きる意味がある
生きている
<genius p.j's>
ライする
物にはその地図帳にあなたが見えている
閉まっている扉に手を置き、そう待っている
立っている 足の震えは止まっている
去っていく
日々に常に関わってる弱っている
この手のひらにも止まっている希望
分け与えられこの世界は回っている
人の愛は何かには勝っている
自分とは自分に対し自分を騙(かた)っている
もう一度その耳をすますんだ
感情と意識がその先のイメージへと繋ぐんだ
踏んだ道がその人を忘れないと読んだ
空白 埋める執着が道を組むんだ 重圧
で今地を払う如くさ
背は先を見据えてあの視野に立つんだ
人間を生を表現するんだ
昔から不確かな物音の競争に今日も挑むんだ
ドヴォーキン