時の進む力は あまりに強くて
足もつかぬ水底 必死に今を搔く
足搔けど未来は空っぽで いつも人生は
費用対効果散々で 採算度外視、毎日
僕はただ流れる空に横たわり
水の中愚痴と気泡を吐いていた だけど
世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると
「大丈夫?」ってさぁ 君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は慌てて言うけど
なんでそんなことを 言うんだよ
崩れそうなのは 君なのに
安い夢に遊ばれ こんなとこに来た
この命の無目的さに 腹をたてるけど
君がいると 何も言えない 僕がいた
君がいれば なんでもやれる 僕がいた
世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて かける言葉を探したよ
「頼りないのは重々知っているけど
僕の肩で良かったら好きに使っていいから」
なんて言うと 君はませた
笑顔でこの頭を撫でるんだ
取るに足らない 小さな僕の 有り余る今の 大きな夢は
君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい
君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての 「大丈夫」になりたい
世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると
「大丈夫?」ってさぁ 君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は笑って言うんだよ
何が僕らに振りかかろうとも
きっと僕らは大丈夫だよと
僕は今日から君の大丈夫だから