初めて来たはずだけれど
なぜだか少しなつかしい
小さなころ 本の中見つけた
物語が始まるページで
誰かと出会ったり 恋に落ちたりして
泣いたり 笑ったり 怒ったりしてた
ページをめくるたび いつもドキドキした
あの頃の気持ちは忘れてないかな
石畳の路地を歩く
川沿いの風を頬にうけ
新しい風景に出会う幸せ
感じながら 見上げた街並み
大きく深呼吸 胸いっぱいすって
いつまでも忘れたくない だから
またいつか この街を訪れる時には
少しだけ大人の 私に会えるかな