灰色のキャスケット
星の傘さしたまま
目抜き通り、夜のうち
夢も愛も霧になり
触れて欲しい、今すぐに
火照る頬、冷めるまで
指先で距離を測ってないで、待ってないで
ガラス越し揺れる光は雪かもね
心の鍵を解いて中覗いてみる
声はそっと話しかけてくる
それが何よりもずっと大切なものと
私きっと、今、わかってる
渦になって沈んでく
ミルク色見つめてる
白鳥が空に描いた絵、線結んで
汚れたらすぐに洗うよ、この水で
心の鍵を解いて中覗いてみる
声はそっと話しかけてくる
それが何よりもずっと大切なものと
私きっとわかっていた
わかっていたの
また朝が来たら全部消えちゃうけどいいの
すぐにきっと見つけ出せるから
それが何よりもずっと大切なものと
私きっとわかっていた
わかっていた