紫色の霧を掻き分けて見る幻想の夢はいつも
あのとき君が踏み込んだファズのノイズに似て
左の目から涙が流れて風に吹かれちぎれるとき
ひとつの星屑が砕けてシャワーのように降り注いだ
紫色の霧を掻き分けて見る幻想の夢はいつも
あのとき君が踏み込んだファズのノイズに似て
鼓膜を劈く電気の音、静脈濡らす休符の雨
小さな両手で受け止めて汚れたハート撃ち抜いた
伝わらない気持ちを集めて
切り裂いた絵の具をぐちゃぐちゃに並べてみる
風に乗る原色の微粒子が届いたなら
お願い、私の名前を呼んで
君の手を離したら何も見えないような気がするから
透明な日傘の下で君の夢だけ見てる、今
この手でさわれるようで
かたちのないものが欲しい
この目にみえるようで
かたちのないものが欲しい
伝わらない気持ちを集めて
切り裂いた絵の具をぐちゃぐちゃに並べてみる
風に乗る原色の微粒子が届いたなら
お願い、私の名前を呼んで
もう一度君の声で
君の手を離したら何も見えないような気がするから
透明な日傘の下で君の夢だけ見てる
君の手を離したら何も見えないような気がするから
君の手を離さなきゃ、なんてわかってるの、だけど、今