もうやめようかな
私には似合わない
足を止めた改札で
チケットを手にしてた
もう帰ろうかな
やっぱり無理だよ
気が付いたら懐かしい
景色の中立っていたの
生まれ育ったこの場所は
変わらない匂いがして
街の風景も風さえも
もしかしたら私を待っていたの?
見慣れた道を
ぼんやり歩けば
幼い頃に描いてた
この夢蘇る
精一杯駆け抜けてみたけど
憧れは遠くて
何が足りんないんだろう?分からなくて 自分さえも
傷つけていたの
なんでもやれる気がしてた
不器用な自分を信じ
作り笑いでごまかすたび
本当は心震えていたの
変わらないこの街は
何を伝いてるんだろう?
目に映るものこの胸に
すべて 受け止めて
生まれ育ったこの場所は
変わらない匂いがして
信じていれば どんなことも叶えられる
そう思っていたんだ