現れ…震え…
踊り狂えばいい
幼い亜麻色の夢
寄り添う異なる追憶
揺られて消えるアリエス
あの日に映った僕が嗤う
貴方は俯いて愛しい眼を閉じて
少しも語らずに…冷たいままで
もう二度と戻れない安らぎに包まれて
このまま朽ち果てても離さない
この世の終わりに煌めく
狂い揺れ彼の教えのままに
貴方は誰よりもこれほど儚くて
僕だけ置き去りに何処へ逝くの?
儚い夢でいい…声だけは聴かせて
このまま消えるのは許さない
どれだけ叫んでも…
どれだけ求めても…
どれだけ交わしても…
どれだけ抱きしめても…
どれだけ望んでも…
どれだけ傷つけても…
貴方は宇宙を見上げたまま
静かな夢だけを…
優しい夢だけを…