好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ
虚勢を張る気は無いのだけれど取分け怖いこと等ない
此の河は絶えず流れゆき
一つでも浮かべてはならない花などが在るだろうか
無い筈だ
僕を認めてよ
明日 くたばるかも知れない
だから今すぐ振り絞る
只 伝わるものならば 僕に後悔はない
何時も身体を冷やし続けて無言の季節に立ち竦む
浴びせる罵倒に耳を澄まし 数字ばかりの世に埋まる
上手いこと橋を渡れども
行く先の似た様な途(みち)を 未だ走り続けている
其れだけの
僕を許してよ
逢いたい人に逢うこともない
だから手の中の全てを
選べない 日の出よりも先に 僕が空に投げよう
吐く息が熱くなってゆく