栗毛の髪 黄褐色の肌
人見知りな眼差し 豆だらけの手
彼は石を削る労働者の息子
誇らしげに仕事を全うする彼をどうして嗤うの
あなたの尺度ではからないで
何も知りもしないくせに
目眩と苦労は隣り合わせ
偽りの幸せを享受し あなたは価値を取り替えてる
彼は私の全て 若しくはそれ以上のもの
苦しい時は独りきり彼の名前を呼ぶの
彼のいない世界は全てが崩れ落ちる
一刻も早く伝えようとしたけど 結局しなかったわ
こんな風にさせられた
くるくると空回り
虚ろな中を空回り
彼に唆され
くるりくるりと
虚ろな中を
くるりくるりと
空回り 果てもなく
何があったか教えてちょうだい
彼がいなくなってから立ち直れないの
これは一片の思い出に過ぎないのに
過去の涙に目が眩み どこにもいけない
笑わないで
何も知りもしないくせに
目眩と苦痛は隣り合わせ
上辺をなぞるだけ あなたに心など分からないわ
彼は私の全て 若しくはそれ以上のもの
願わくは来世また巡り会えますように
力を貸して 彼がいなくなって全てが崩れ落ちそうなの
私の綺麗な兵士さん 美しい愛をご存知かしら?
こんな風にさせられた
くるくると空回り
虚ろな中を空回り
彼に唆され
くるりくるりと
虚ろな中を
くるりくるりと
空回り 果てもなく
(ひたすら空回り)
くるくると空回り
虚ろな中を空回り
彼に唆され
くるりくるりと
虚ろな中を
くるりと空回り 果てもなく