唯一の宝物が消えてしまう
僕の全てが遠のいていく
ゆっくりと歩いていく足跡が聞こえる
静かに人気のない床を横切りながら
優しい声が響いたら
直にお別れの時間となるでしょう
生きる理由が潰えてしまう
夢がまたひとつ失くなってしまう
記憶の中でページをめくったら
幸せだった日々が蘇る
胸にときめき続ける愛は
扉を閉ざすと潰えていった