[Verse 1]
父を起こして母は言った
あなた、そろそろ出る時間よ
古いカプリスに乗り込み
夜の闇に消えた
7月4日のことだった
真っ暗いなかを飛びまわるように
ジェフのようなハンドルさばきで
太陽が昇りはじめる前に
オタムワの町にたどり着いた
7月4日のことだった
小道を歩むボブとジャニス
レイチェルが通り道に
窓越しに顔を覗かせて
孫息子の産声を聞きたがっている
7月4日のことだった
[Verse 2]
母は病室のベッドから
花火をみていた
すべてが終わるころ
母は初めて僕を抱きしめてくれた
7月5日のことだった
僕は母のブラウンの瞳と
父の物静かな性格と
祖母の音楽への愛情を受け継いでいた
到着したのは朝になってからだった
7月5日のことだった
アイオワの田舎深く
そらの隠れ家
ラスバン湖の岸辺で
両親が僕を家に連れ戻してくれた
7月5日のことだった
[Refrain]
そのとき
僕の人生が始まった
そのとき
僕の人生が始まった
[Bridge]
先生とメカニックの手に引かれるままに
僕はこの世界に生まれ落ちた
僕が目を開けたあの日から
ありったけの愛情を僕に注いでくれた
7月5日のことだった
[Outro]
そのとき
僕の人生が始まった
そのとき
僕の人生が始まった