子供時代は終わる 親しい友人はみな町を出る
ぼくらが生まれ育った町を
憧れは終わった でもそれを喜ぶ気にはなれない
安心が失われて 自信がこわされた
1日の終わりにいつもおかしくなる
確実に死ぬとわかるから
狂っているとわかる それはぼくがおかしいから
みんながぼくと同じだなんてことはない
もう手に負えない
ぼくの知っていることがひどく自分を悲しませる
もう一度やり直せるとは思わない
安全パイだ 何も変わらない
時にはもっとよくなるために一度こわれることがある
これは別の理由でそうなり たいていはより悪くなる
時には自分の心臓を刺しそうになる
この悲しみのせいで
でもすべてはある理由のために起こる
嬉しくても嫌でも
この人生はぼくをひどく退屈させ
ぼくを破片の王様にした
乾いたままにした
いつか死ぬ衣装だけを残して
無関心な人々はぼくを守るために魂をゆだねた
彼らの影の中にぼくはみつからない
今ぼくは幽霊
少なくとも死を求めても意味がない
ある種の命はただの間違い
前に言ったように 愛すること 死ぬことは
すべて最初からあった 無慈悲に荒らされた幻想の中に
愛と呼ばれるものはただの想像だ
いつかわかる
ゆがんだ映像 短刀が引き裂く
一生の悲劇 ハゲタカがあさっている