ある朝目を覚ますと、世界が終わっていて.
音もなくて色もなくて、ボクは一人ボクは独り
夢見がちな年頃 これもまた夢だろう
記憶が曖昧で ボクは誰で、ボクは誰だ?
あれ、何もわからない 広がる モノクローム
ああ、嫌な夢なら 覚めてくれよ、困っちゃうな
どちらが上か下なんて、もう分からないけど
立ち往生、格好悪いな なら一歩前に進むよ
走る、走る その手伸ばして
ボクが此処にいる理由を探そう
走れ、走れ 地面を蹴って
ボクは何にもない明日を目指す
家族は居たのだろうか? 友達、恋人、兄弟
全てが色あせてて 分からないよ 解れないよ
あれ、時間もわからない 崩れる景色、世界
ああ、なんて日だろう 神頼みも、したくなるさ
どちらが過去か未来とか、曖昧な此処でも
立ち止まったら全て終わりさ なら何歩だって進むよ
走る、走る 何を目指して?
ボクの大切な、物を探そう
走れ、走れ 自ら蹴って
ボクは何でもない、昨日を目指すから
走る、走る その手伸ばして
走る、走る 何を目指して?
走る、走る その目開いて
ボクが此処に来た理由を探そう
走れ、走れ 全てを蹴って
ボクは変えられない 今を生きる
終わった世界で見つけた 大切な物はずっと
最初から胸の中にある ボクは一人 ボクは一つ