朝靄で霞んで 隣り合う
2つの影
静かに五月雨が 泣き出して
雨 雨 雨で濡らす
念密な嘘を 何枚も塗った素肌も
読み解かれる 陽炎の絡む夢
君の温度も どんな心配りも 今は落とせない
冷ややかな熱を 私だけが知ってる
満ちるこの恋は 月のほども近く
なぜか届かない
込めてしまいたい 音もないような宣誓を