守もいやがる盆から先にゃ
雪もちらつくし 子も泣くし
盆が来たとて なにうれしかろ
かたびらはなし 帯はなし
この子よう泣く 守をばいじる
守も一日 痩せるやら
早よも行きたや この在所越えて
向こうに見えるは 親の家