突然ドアが開く
私の記憶は揺さぶられる
入っていたのはあなた
この家族的なレストランで
私たちはよく隠れて
甘いディナーを取った
私はもう友人の話を聞いていなかった
アリバイを作るように
タバコに火をつける
あなたが私を見ているとよくわかる
今私はしない
あなたの方を振り向くことを
あなたの腕の中の娘は
私より15歳は若いだろう
あなたを安心させているようだ
あなたが笑ったことを思い出す
後悔の面の皮は厚いと
私が言ったときに
ちょっと困ってあなたは私にあいさつする
そしてメニューを頼む
低い声で
私たちはすべてを分け合っていた
今は別々のテーブルについている
それぞれの場所で
私はあなたを盗み見る
あまり変わっていないみたいだ
女性と一緒にいて
細かく気を遣おうとしない
広げてみせるのは
魅力的なしぐさ
自分は平気だと信じていた
想像していた
こんなふうに顔を合わせることを
私の友達は歌ったりふざけたりしている
もうたくさん、とどうやって言えばいい
もう疲れたと
恋が過去形で書かれるとき
私に残されたのは
ただ二つの別々のテーブルだけ