日が沈んだすぐあとの
藍が 大好きなのは
あなたのあの黄金色の
髪が 眩しすぎなくなるから
あの日ふたりを見ていた
何も知らぬ彗星に
なれたならいいのに
藍の果てに往けるのに
空想ばかり話す僕だから
離れ離れになったのか
いつのまにかあなたのことを
忘れちゃって
ただ息を吸うガラクタに
なれば 笑える時もあるかな
そんな明日が来たなら
焼き尽くして彗星よ
やめたほうがいいのに
大人達は笑うけど
呼吸よりも当然なあなたの
笑顔だけが解っている
多分
だんだん色が無くなって
あなたの誕生日も忘れちゃうような
大人になったらどうする
どうする
夢のように愛して
愛のように夢を見て
空想でも信じれば
いつか叶うからと 言ってた
彗星になれなかった姿を
笑い飛ばしてほしかった
日が沈んだすぐあとの
藍が 大好きなのは
あなたの瞳が 僕の泣いてるとこ
見えなくていいから