いつも無くしてしまうんだ 大切なものを
もう傷つく事にも疲れて 全部諦めた
心の雨が止まないな どこにも行けない
ああ 夜の隨に流されて 消えてしまいたい
閉じ篭っているだけの モノクロの日々の中で
君が僕を見つけて 照らしてくれたよ
だから仄かな月明かり
戸惑いながらでも 傍にいて
話して聞かせてよ 君が見てきた世界
動きを止めていた 時計の針が今回り出す
不器用な僕らは 曖昧に寄り添った
優しい夢を見る 雨上がりの虹を探すように
歌って聞かせてよ 君の好きなメロディー
言葉にできなくて 溢れ出す思いに嘘はない
小さなあの部屋に さよならを言わなくちゃ
お気に入りのティーセットは ここに置いてくよ
ああ そして誰もいなくなった静かな箱庭