僕が好きだった アイドルが
週刊誌に熱愛スクープ されていた
ショックのあまりに 気が遠くなったけど
あの人が幸せなら それでいいもんな
僕が勝手に好きになっただけ
僕が勝手に好きになっただけ
ああ だけど だけど どうしてこんなに
涙が出るんだろう
久しぶりの友達と会った
お金が無いから ギターを売ったという
二人で歌った あの歌も
今じゃあ もう聴こえやしない
君と僕との宝物
君と僕との宝物
ああ だけど 安心しなよ 僕等の思い出は
消えやしないから
たいして うまくもない 行きつけのラーメン屋で
ぼんやりナイター中継を 眺めていると
僕と同い年ぐらいの男が 入ってきて
僕より先にたいらげて そそくさと帰っていった
どうしてみんな そんなに急ぐんだい
どうしてみんな そんなに急ぐんだい
ああ 僕の ラーメンくさい溜息は
冬の夜空に消えていった
ああ なんとなく 僕たちは大人になるんだ
ああ やだな やだな なんとなく いやな感じだ
学生時代の僕といったら
ベランダで一人 たそがれていた
校庭で はしゃぎまわる 女の子たち
教室で おしゃべりする 女の子たち
誰もが みんな天使にみえた
誰もが みんな天使にみえた
ああ どうか どうかお願い ずっとずっと
笑っていておくれ
チューニングがおかしい フォークギター弾いて
かすれた声で 今日も歌ってみる
コンビニのおでんぐらいしか 食べる気がしないよ
あの娘を想うと眠れないよ
明日は なんかいいこと あればいいな
明日は なんかいいこと あればいいな
ああ 僕は 僕は いつまでたっても
ドキドキしてたいんだ
明日は なんかいいこと あればいいな
明日は なんかいいこと あればいいな
ああ 僕は 僕は いつまでたっても
ドキドキしてたいんだ
ああ 僕は 僕は いつまでたっても
ドキドキしてたいんだ