冷たい朝だった
忘れてしまった
君が言ったこと
それを今も知りたいから
汚れた愛を撃って
汚れた愛で撃って
汚れた愛を撃ち抜いて
ガラスの川辺で
白い石を蹴って
気づいてしまった
そこには誰にもいないこと
明るい夜が過ぎていった
小さな波動がゆらめいて
窓枠の水滴みたいに
消えてった