歌いはじめよう
ぼくらの声は
誰かを愛するためにあるんだ
なんどだって伝えるから
あなたの手よ 優しいままでいて
朝陽が街を照らしてる
行き交うひと みんなそれぞれに
自分という大事なストーリー
ただ懸命に今日を暮らしている
街頭ビジョンで流れるつらいニュース 誰か責める声
でも信号待ちの親子は 笑っていたよ ちゃんと手をつないで
優しさはきれいな絵空事じゃない
そうぼくらだって ためされてる
想いあうこと 投げ出さず 笑えてるかな
語りはじめよう
ぼくらのことを
わかりあうために つながるために
それはきっと奇跡じゃない
できるはずさ 少しの勇気で
そしてぼくらは生きていくんだ
答えのない未来に踏み出して
強い風をおそれないで
あなたの手よ 優しいままでいて
誰もが幸せになれる魔法なんて
どこにもないよね
だからいま 一緒に話そう
明日のことを ぼくらの夢のことを
怒りや悲しみに心捨てないで
いまできることを つづければいい
見失うなら この手を つかめばいいさ
愛しつづけよう
うまくいかない
くじけそうなときほど顔上げて
それはぜんぶ無駄じゃなくて
つづいていく ぼくらの物語
もっとぼくらは生きていくんだ
自分の手でしあわせを描いて
涙なんてぬぐえること
忘れないで 大丈夫だから
選びつづけよう
誰かじゃなくて
ぼくらでぼくらの道をなんども
笑えたなら そこにはもう
希望がある 優しいままでいて
歌いはじめよう
ぼくらの声は
誰かを愛するためにあるんだ
もう悲しみに負けないで
あなたの手は ひとりじゃないんだ
この世界よ 優しいままでいて