朝焼けに打つ 残像見上げ
そのまま起きるわ
足下は憂鬱 耳元は時計
ただ静かに踊る
よもや話はもう誰もききながす
ただ生きているだけで
エネルギーが要るから
止めないで そのリズムを
焼き付けて
来年待たせ やりきれないサイン
喧しいことも
続く明日は純粋で
途切れることも知らず
冴える声も 消える声も
やがて朽ちてしまうから
色眼鏡をぶちやぶって
飛び出そう
夕焼けに照る 想像見上げ
やがて日が終わる
やわらかい毛布に身を沈めて
そのまま眠るわ