風に散る花びらノートにはさんで
私は遠い日を思い出している
恋人がいたの
十五の時だけど 愛していた
だけど今はいないの
家族とともにアメリカへ
旅立つ日はサヨナラ
言いにきたのよ 泣いたわ
そっと 私抱いて 耳にキスした
いいの 清らかな思い出
彼は「元気かい」とレターくれるわ
私ひとりだけど元気
風に散る花びらショールにのせて
さくらが咲く国にいて幸せな春
いい夢みよう
運命のままに生きるの