心の臓から迸る
灼熱の恍惚に
凛と震える唇は
真の言葉を紡いだ
我救うは人にあらず
姿地事まらぬ蔭
届かぬ絵がいは彼方
夢果手奈落の其処
天使の祈りを鏤めて
眞暗き闇を散りて星座となり照らすだろう
幾千の輝きは
埋もれゆく小さな願いをけして逃さぬように
使徒礼賛
愉悦なる
使徒礼賛
供物なれ
雁字柄めの醜態に
血も涙も枯れ葉て
憂鬱に身を沈めては
弱さに押し潰され
苔生す岩窟の最奥
花さえも咲かぬ場所
空に向け放つ光
己の影をも絶つ
戒めには一筋の疵
畏れを振り払う鋼の刄より強きもの
穢れ無き水晶の
瞬きにも似たその瞳永遠に煌く様に
使徒礼賛
愉悦なる
使徒礼賛
供物なれ
我救うは人にあらず
姿地事まらぬ蔭
届かぬ絵がいは彼方
夢果手奈落の其処
天使の祈りを鏤めて
眞暗き闇を散りて星座となり照らすだろう
幾千の輝きは
埋もれゆく小さな願いをけして逃さぬように
使徒礼賛
愉悦なる
使徒礼賛
供物なれ
「神名火の」
この世は回廊
「領域は」
果てない迷宮
「静謐に」
暮れを求めて
「染まりゆく」
彷徨い続ける
使徒礼賛