始まりの銃が放たれた 横一線に並ぶ現実
僕は死んだ魚よろしく 銀色沈む顔
眠たげに起きた太陽の 眩しさにかざす掌に
流れていく感情線は 心臓にまで届いた
「夢」や「希望」「期待」「好奇心」「伝えたい事」が無かろうと
構わないさ 誰も彼もが そこから始めたんだから
溢れ出す幸福の始まりは
きっときっと今ここからだから
百八つを超える煩悩は 気づけばするりと目の前に
「鬼さんこちら」色とりどりの 誘惑が手招き
余所行きの「僕」に着替えたら 病んだ心をカモフラージュ
誰も彼も神様させも きっとそうしてるはず
ほら空は 広いまま
この胸は 狭いまま
あるがまま ありのまま
僕たちは 進むよ
時に頼りなく 折れそうな心を
がなり声あげて それでも進んでく
始まりの賽が投げられて 横一線に並ぶ僕たち
夢などまだ オーロラのよう 形を作れない
不安で抱えた膝の裏 それでも期待に汗ばんで
こんな歌を胸に焼き付け 今ゆっくりとほほ笑む
「夢」や「希望」「期待」「好奇心」「伝えたい事」が無かろうと
関係ないさ 僕らはまさに ここから始めるんだから
さあ走りだせ 未来は夜明け前
高く 高く 羽ばたいていくのさ
溢れ出した幸福の始まりは
きっときっと今ここからだから