行き場のない思いがまた言の葉にならないで散る様
消したくなんかないよまだ
なんて狼狽えても変わんないから
届かぬものと諦め 日和見だけで終わる人生
受け入れらんないよ
ほら 選択肢はひとつだけじゃないから
線引いた悠遠の その道すがら
何だって描くのは自由だろう
定まった照準の その向こう側に
果てるまで進もうか
きっと何もかも叶えられるような
明日を未来を追いかけていたんだ
目が覚めた今も僕らはまだ夢を見ている
何もかも煌めいていた予想図とは少し違うけど
どんな世界でも君ならきっと笑ってくれる
正解だけ選ぶべき
百点を取る それが目的?
間違いさえ選んでいい
そんな僕にはただの仮想敵
小さな嘘 重ねたら
本当の気持ちだって見失う
何がしたい 問いかける
涙の意味も知らないまま僕は
過去になっていく 想いも色褪せていく
そして人混みの中 息を殺して流されて
そんな月並みな未来ごめんだとか思ったのに
なあ あの日の僕が今の僕を見たら何を思う?
何十回 何千回
やり直したって
同じ場所に辿り着くんだろう
傷も 後悔も
全部無く生きていたら
それは僕じゃないんだから
きっと何もかも叶えられるような
明日を未来を追いかけていたんだ
目が覚めた今も僕らはまだ夢を見ている
何もかも思い通りにはいかなくたって生きてきたんだろ
馬鹿を見ようとも
譲れないものがあるから
泣きたくなるくらい暗い夜も
朝の光が掻き消していくんだ
振り向いてみれば
ほら悪くはないと思える
何もかも煌めいていた予想図とは少し違うけど
どんな世界でも
どんな歪んだ形でも
僕らはきっと笑っていれる