長く伸びた陰影を
切れかかった照明が
反対に描くその刹那に
打ち消しあった存在が
自分自身の証明を
演繹的に導き出したんだ
寄り道して遊んだ
あの公園も今は何もない
少し大きくなりすぎたかな
暗闇はいつも怖かった
あの頃とは変わってしまわぬように
白だけ踏んでいこう
このまま半透明の感情
抱いて生きていくの
赤く燃える光は道標
そのまま未完成衝動
残響音を鳴らして
今日もまた空が沈む
走れ 走れ 色が消える前に
走れ 走れ 帰る場所まで
このまま半透明の感情を
抱いて生きていくの
未完成衝動残響音
今日もまた空が沈む