咲いた咲いた雪の華
また誰かに摘まれて泣いていた
どうやって守ればいい
夏の虫に喰われたお約束
散々あいつを待って気づいた
重ね合う雪が真昼のようで
世界で一番じゃない誰かを愛したら
離れていく 忘れていく
決して知ることなく
あぁ言ってこう言って世話を焼く
また悪い癖が出た世迷言
この前だっていつだって変わらずに
しわの数だけ宵を無駄にした
散々恋路に立って気づいた
重ね合う指が虚ろに見えた
世界で一番じゃない誰かを愛したら
穢れていく_惹かれていく
僕を知る貴方へ
私を奪って_言葉を喰らって
飾りを担って愛してくれてありがとさんね
形になりたいものさ
貴方と 貴方と 貴方と
世界で一番じゃない誰かの隣でも
何処かに居た此処に居ない影を今も見てた
世界で一番じゃない貴方を愛したら
忘れていく 重ねていく
あの日見た貴方を
此処に居る貴方を
春が来る朝まで