雨の街に傘を降らす
それを奇跡と呼んだよ
まわる まわる 地球儀に
そびえ立つ銀行に宿るもの
橋が燃えているよ 燃えて焼け落ちるよ
モルヒネの川のなか ぼくら夢をみてる
傘を忘れて踊ろう
降り注ぐ それは雨じゃなかったんだ
橋が燃えているよ 燃えて焼け落ちるよ
あなたの絶望で空が晴れ渡るよ
わたしの聖域にはいっておいで
土を踏みしめて なみだを垂らして
意味もなくきみが笑う (さよなら、物質)
意味もなくぼくも笑う (さよなら、物質)
いくつも国を抜けて 列車は走る最中へ
深い深い中心へと 花と宇宙が散るなかを
めざめだ
わたしの聖域にはいっておいで
土を踏みしめて なみだを垂らして
意味もなくきみが笑う (さよなら、物質)
意味もなくぼくも笑う (さよなら、物質)
窓を開け放って 風を誘い込んだ
屋根を吹き飛ばして すべて撒き上がるよ
窓を開け放って 光 暴れだした
まぶた開け放って その眼でなにもみるな
ただいま、ひさしぶりだね
原風景