遠く誘われるように 吹き抜ける風の音
目を閉じて思い出す いくつかの甘い記憶
通り過ぎる景色に 聴き覚えのあるメロディー
クリスマスの出来事 夕暮れのイルミネーション
歩き出した空には 憂鬱なため息さえ
消えそうな青さが 手を伸ばして 今すぐ
Sayonara 迷ってた
あの頃の私に Say good-bye
新しい日が来る その前に
履きなれた靴を 脱ぎ捨てて
蒼く煙るファンタジー 摩天楼に集めた
漂う渦と光 洪水みたいなクラクション
ビルの隙間を縫って 降り注ぐ粉雪が
手のひらに舞い降りる 印象的なひととき
ほろ苦いコーヒーを ひとくち流し込んだ
冷え切った指先 体をあたためたら
泣き虫だったよね
出会った頃の私たち
それぞれの未来を歩いてる
3度目の冬が訪れる
Sayonara 迷ってた
あの頃の私に Say good-bye
新しい日が来る その前に
履きなれた靴を 脱ぎ捨てて