「白い船がゆっくり 港を出て行きます
水平線に沈むタ陽が
泣いてるようにきれいです
潮風が冷たく頬をなで
淋しさがふとよみ返ります
待つことに疲れてしまった私は
どうしたらいいの」
この指がこの髪が泣いてます
あなただけを想い
遥かサンタ・バーバラへ
「ときめきを 覚えてますか
ぬくもりを覚えてますか
くちづけの味を 覚えていますか
楽しかった二人の夏
私は……私ははっきり覚えて居ます」
「たそがれが好き 人気ない海が好き
枯葉散る 秋が好き
今にも枯れそうな 名もない花が好き
そして あなたが好き
でも 一人ぼっちは嫌い」
その腕に その胸に抱かれます
あなただけを待って
夢はサンタ・バーバラへ