それは青い家
丘の上に立ち
歩いて行ける ノックはいらない
そこに住む人たちは 鍵を捨てた
ぼくたちはそこに集まる
何年か旅した後
そこで食事のテーブルに着く
みんながいる 夕方5時に
サンフランシスコが霧になり
サンフランシスコに灯がともる時
サンフランシスコ お前はどこ
リザ、リュック、シルヴィア ぼくを待っていて
霧の中でゆれながら
からみあって草の上をころがる
トムのギターを聞く
フィルは暗くなるまでケーニャを吹く
もう一人来る
ニュースを伝えに
1-2年のうちに誰かが戻ると
その人が幸福だと聞いてぼくたちは眠る
サンフランシスコが目覚める時
サンフランシスコが目覚める時
サンフランシスコ お前はどこ
リザ、リュック、シルヴィア ぼくを待っていて
これは青い家
ぼくの思い出の
歩いて行ける ノックはいらない
そこに住む人たちは 鍵を捨てた
長い髪の人が住む
大きなベッド そして音楽
光が おかしな人達が住む
最後に残った家
もしサンフランシスコがこわれたら
もしサンフランシスコがこわれたら
サンフランシスコ どこにいるの
リザ、リュック、シルヴィア ぼくを待っていて