3年生の時 ぼくは自分がゲイだと思った
ぼくはわかった ぼくの叔父もゲイだった それで自分はストレートでいた
ぼくは母親に涙がほほを流れると言った
母は言った「ベンあなたは幼稚園に行く前から女の子が好きだったわ」
トリッペン そう 母の言う通りだと思った
ぼくの頭の中はステレオタイプでいっぱい
数学をやっていたのを思い出す「そうぼくはリトルリーグではうまいんだ」
それがどういう意味か予想する
同性を好きな人は
特別だ
右翼の保守派は決意しだいだと思っている
治療か宗教でなおると
原因を人為的に治せば
うまくゆく さあどうぞ
勇敢なアメリカはまだ知らないことを恐れる
「神はすべての人間を愛される」という言葉は忘れられた
でもぼくらは3500年前に書かれた本(旧約聖書)を言いなおす
わからないけれど
ぼくは変われない
やってみても
求めても
ぼくは変われない
やってみても
求めても
愛しい人
・・・
彼女はぼくをあたためてくれる
・・・
ぼくがゲイだったら ヒップホップが合わないだろう
最近YOUTUBEのコメントを見た?
「おい こいつだ」というコメントが毎日書かれる
ぼくらは自分の言葉にまひしてしまっている
抑圧の上に成り立った文化に
でもそれを受け入れることはできない
メッセージ欄のキーに隠れて互いをホモ野郎と言い合う
それは憎しみに根差した言葉 でもぼくらはまだそれを無視する
ゲイは少数派と同義
宗教戦争による憎しみと同じ
ジェンダー、肌の色 混血
みんながデモをしたり座り込みをするのと同じ戦い
それはすべての人の権利 違いはない
自分自身として生きろ
ぼくが教会に行くとみんなは何か他のことを言った
君が礼拝の説教を嫌うなら 言葉は聖油にならない
君のひたっている聖水は毒になった
ほかのみんなが声を出さずにリラックスしている時に
権利を奪われた人のために戦わない
ぼくは違う でもそんなことはいい
ぼくらが平等になるまで自由はない ぼくの権利なんてくそくらえ
わからないけれど
ぼくは変われない
やってみても
求めても
ぼくは変われない
やってみても
求めても
愛しい人
・・・
彼女はぼくをあたためてくれる
・・・
押せ 止めるな
進め 前へ
目におおいをかけて
ぼくらは原因を振り返る
ぼくの叔父たちが法律で結ばれるまで
心を病に侵された子供たちが廊下を歩き回らなくなるまで
憎しみの世界の中で 自分自身であるよりも死を選ぶ人がいる
紙の証明書はすべてを救いはしない
でも始まりはこんなもの
法律でぼくらは変えられない
ぼくら自身が変わらなければ
どんなよいことを信じても
ぼくらは同じところからきている
恐れを棄てろ
根底には同じ愛がある
ぼくらが立ち上がる時
同じ(愛)が
ぼくは変われない
やってみても
求めても
ぼくは変われない
やってみても
求めても
愛しい人
・・・
彼女はぼくをあたためてくれる
・・・
愛は我慢強い
愛はやさしい
愛は我慢強い
愛はやさしい
(ぼくは日曜には泣かない)
・・・
愛は我慢強い
愛はやさしい