燃えるような空の色
ざわめきたつ夕暮れ
目に見えないものだから忘れずにいられるでしょう
まっすぐに届かないのならせめて
反射したその先が君の胸であるように
失くしてしまいそう
あの日感じた気持ちも
砕けて、そのままオレンジ色になって
桜のかたちの結び目で繋ぐ音に
あなたの言葉が重なればいいのに
神様、お願い、この左の手のひらに
おどけて微笑む妖精を乗せて