高い空に伸びた白い雲
街は一日毎冬の色
ビルとビルの隙間流れゆく
川面に揺れてる桜の枝
ゆらりゆらり 硬き蕾は
君を想う 乙女心
春が来る頃 この恋はどんな花を咲かせて
君に舞い降りる
花咲くことは 似合いそうもない私だけれど
儚き夢見る
瞳の中風に咲き誇る
恋という名の桜よ
初めてめぐり逢う切なさは
満ちては欠けてゆく月のよう
会うたびに近づく唇を
結べば壊れてしまいそうで
ゆらりゆらり 君もおんなじ
想い抱いて 歩いてるの
やがて空から祝福の雪が
恋人たちを包み込むでしょう
華やかな街 輝きの中で
この恋はまだ蕾のままなの
桜咲け冬の夜に
人はどうして愛を知るたびに
はらはら涙 こぼれ落ちてゆく…?
春が来る頃 この恋はどんな花を咲かせて
君に舞い降りる
花咲くことは 似合いそうもない私だけれど
儚き夢見る
瞳の中風に咲き誇る
恋という名の桜よ