糧になる命が未だ 噛み切れず口に残ってる
乾いてく皿を見ている ぬるい水飲み込めないまま
後ろの赤い西日が 君の背を急かしてるんだ
染まってる 熱を帯びてる 震えてる それを掴んでる
あるがまま美しい色彩を放っている
汗が引かないうちに 声が聞き取れるうちに
沈まないでいるんだ、ロンリーダンス
どんな未来も簡単で
可笑しいって笑った、ロンリーダンス
そうやってずっとそのままで
深く深く息を追い出して
心が追いつくのを待っている
痛くない針の先っぽで 居たくないところを刺した
柔らかい指の腹で 押し込んで空気を入れる
会えるなら迎えに行く 意味もなく迎えに行く
明日まで歌いながら 続きまで歌いながら
なにひとつ映らない 濁りなき虹彩が
今こちらを見ている 知覚せずに見ている
何も残せない君の目で
今 今
(今更)
そばにいられないんだ、ロンリーダンス
続けられない 困難だ
幸せって言って、ロンリーダンス
本当の意味で教えてよ
可笑しいって笑って、ロンリーダンス
そうやってずっとそのままで
言わないでおくんだ、ロンリーダンス
人知れず狂っている
深く深く息を追い出して
心が追いつくのを待っている
動き出せるならきっときっと
同じだけ君もロンリーダンス