ただ一人だけの家族を奪われ
絶望に打ちひしがれ続けてた
傷付き壊され汚され続けた
妹の姿をただ眺めてた
当たり前の幸せをただ願う
その笑顔が忘れられず私は
輝く刃をその手に抱いて
全てを消し去る思いを果たすの
流れてる その血を拭って
あなたの姿に 何も報われず
そして痛みさえ 感じられなくて
何も 分からなくなってく
幸せだった あの毎日が
遠い記憶の中で いつも
あなたが 微笑んでいるだけで
私はただ 幸せだった
全てを奪われた 体が
真っ白に 透き通っていく
一雫の 涙が流れ
何かが 崩れ始めてく
虚ろな 瞳をしたままで
ただ苦しく もがいている
この腕の中で 抱きしめて
涙を 流し続けてる
ただ一人だけの家族を奪われ
絶望に打ちひしがれ続けてた
傷付き壊され汚され続けた
妹の姿をただ眺めてた
当たり前の幸せをただ願う
その笑顔が忘れられず私は
輝く刃をその手に抱いて
全てを消し去る思いを果たすの
切り刻んでいく辺り一面が
赤く染まってく血の海が流れ続けて
刹那に誓った約束を果たし
心無き者を消し去り続ける
流血の裁きを下す
私の願いは妹への愛
あなたはきっとこれで喜んで
くれるはずだと信じ続けてただけ
手を繋いで 歩いたあの日
花を摘み 笑い合ってた
無垢な笑顔が 紡ぐ記憶
もうあの日は 二度と来ない
辺り一面の 血の中で
思いを果たした 私は
自らに 刃を突き刺し
永遠に あなたとずっと…