天窓をあけると 銀色の夜風
私を抱くあなたを 三日月が斬る
死にたいとささやく ぜいたくがこわい
こんな愛を知ったら つらくなるのに
そのせつなさがうれしい
好きかときかれるたびに
あなたへと命 乱れてゆく
咲き急ぐ私と 散り急ぐあなた
胸さわぎの素肌を 口づけがかむ
ひんやりと広がる ためいきが憎い
サヨナラより哀しい 夢のまえぶれ
そのはかなさに触れると
涙も華やいできて
あなたへと命 乱れてゆく
そのせつなさがうれしい
好きかときかれるたびに
あなたへと命 乱れてゆく
そのはかなさに触れると
涙も華やいできて
あなたへと命 乱れてゆく