街は少し肌寒くて 涙色です
人が人をほしくなる ロマンがせまる
何処へ行けばいいの私 足任せです
歩き疲れ悲しみに 倒れそう
汐の匂いが 彼のようです
心をくすぐられるの
想い出すのは アー二人の出来事
泣いて今日 陽かげりの舗道には
愛の手探りの 影がひとつ
頬にあたる風ひと吹き 痛いものです
自い壁の蔦枯れる 落葉の日候
酒落たドレス着ても私 一人ぼっちです
彼に見つめられぬ今夢もない
霧のぬくみが 彼のようです
体を包みこまれて
想い出すのは アー二人の出来事
誰を待つ 人気ない舗道には
顔も蒼ざめた 影がひとつ
汐の匂いが 彼のようです
心をくすぐられるの
想い出すのは アー二人の出来事
泣いて今日 陽かげりの舗道には
愛の手探りの 影がひとつ