春には春の生き方があり
夏には夏の風が吹きます
秋には秋の実りがあって
冬には冬の厳しさがある
生まれ育つ時場所は違えども
泣いてこの世に堕とされた
空が晴れ心地良い日あれど
雨が降りこの地を濡らさなければ
木々さえも育たぬこの地球のこと
儚さに佇むもののよう...
春の国ならその温もりを
夏の国ならそのしなやかさを
秋の国ならその豊かさを
冬の国ならその知恵を出し
遠く離れていたとしても今
つながる術は多々ある時世
空は晴れ光を浴びても
雨が降り悩める者もあると
頼りなく小さなこの心でも
知ることはできると...
籟・来・也