君といるとぼくは動けなかった
今君は急に消えてゆく
人波の中に消えてゆく
ぼくは言いわけはうんざりだ
君のトラブルにも疲れた
君はもう嫌だと言った
ぼくといっしょに歩くのは
今この家は大きく感じる
明りを全部つける
退屈を塗りこめ 部屋をおおう
今から暮らす部屋を
君はぼくを止めない 今もこれからも
ぼくはあまりに君を愛しすぎたから
ぼくは動けないわけじゃない
ぼくを傷つけてくれてありがとう 忘れないよ
ありがとう ぼくは行く
ただ風に逆らって ぼくは再出発する
街に行って買い物をする
ぼくは弱くない
100gの太陽は
愛には役立たない
たとえ灰になっても
君はぼくを選ばない
今もこれからも
ぼくは君を愛しすぎたから
自分の事も忘れて
ぼくを傷つけてくれてありがとう 忘れないよ
ありがとう ぼくは行く
ただ風に逆らって ぼくは再出発する
自分のために走る準備ができている
そして君はまだ動けない
ぼくを傷つけてくれてありがとう 忘れないよ
血管の中で 命が動くのを感じる ぼくは再出発する
自分のために走る準備ができている