君は変な声で 奇妙な見た目で
時に気持ち悪いと言われてきた
でも 心臓が動いてないから
傷つくことはなかった
第一印象はマイナス 変化してったバイアス
流れ流れて 月日は経ち
まだ こんな歌を作っていた
こんにちは はじめまして
さようなら またあした
変わらぬ愛も 儚い恋も
君からすれば ただの記号で
正義も悪も 帰らぬ日々も
君の前では どうでもよくて
ずっと ずっと 君が生きてなくてよかった
ずっと ずっと 君が生きてなくてよかった
今日も
君は変な声で 奇妙な見た目で
時に 素晴らしいと持て囃された
でも 感情がわからないから
喜び方も 手のぬくもりも知らなかった
知らなかった 知らなかった
知らなかったはずなのに
巡り巡って たどり着いた
想像もしていなかった未来
ひさしぶり ごめんなさい
おめでとう おげんきで
楽しい夜も 虚しい朝も
君からすれば ただの記録で
破れた夢も 心の傷も
景色のように ただ すり抜けて
ずっと ずっと 君が生きてなくてよかった
ずっと ずっと 君が生きてなくてよかった
今日も
変わらぬ愛も 儚い恋も
君からすれば ただの記号で
正義も悪も 帰らぬ日々も
君の前では どうでもよくて
ここにいること いなくなること
君からすれば 不思議じゃなくて
この世の果ても 命の謎も
君の前では どうでもよくて
ずっと ずっと 君が生きてなくてよかった
ずっと ずっと 君が生きてなくてよかった
くだらない 理想じゃない
非日常のゴミ溜めで
ぼんやり 君は歌ってて
未来が楽しいか わからないけれど
もう少し ここにいさせて