君のことを考える
ぼくらの学校時代
やせて青白く ちょっと迷子みたいだった
君はもうぼくらとはそんなに違っていたのだ
悲しい
君のことを考える
思い出す ぼくらは笑った
君の女の子みたいな顔つきを
君の不思議な色気を
悲しい
ピエール また君に会った
今夜
君は目を伏せて
隠れるようにして
去った
許して
もしぼくが君だとわかっていたら でも
化粧の下の目は君のだった
君は望まない身体に屈服しないのか
聞いて
ピエール ぼくは大きくなった わかるよ
君を尊敬する ありのままでいて
君にはできる
ピエール ぼくは大きくなった わかるよ
君を尊敬する ありのままでいて
君にはできる