塩を取って 塩は痛い
時間をくれ 時間はない
せめて君と暮らした時間をくれ
ワインをとって 血とまぜるから
夢をくれ 走らせるから
星をくれ 日を追いかけるから
どこにあるか誰も知らない
ぼくらは愛しあい 裏切り 愛撫し合った
互いを奪い 後悔したまま
またやりなおした
ぼくらが愛し育てた子供たちのために ぼくらは夜によく起きていた
今あの子たちは世界中に出てゆく ぼくらの目で
ああそう 君は愛は何かと聞く
ぼくは詩人の言葉は持たない
それはぼくのものじゃない
ああそう 君は愛は何かと聞く
ぼくは言葉を持たない でも心の中には
君しかいないことがわかる
今僕等を見て 君はもっと期待していた
同じ物はない でも君はもっと美しくなった
彗星とは違う ぼくはそれ以上を求めていた
ぼくらは失い 追われ 恐怖に駆られた
そして涙を流し 再び始めた
ぼくらは闘い 守り ぶつかった
がんこになり 決して許さなかった
長い道を来た その道はまだ続く
これからは息をするのも歩くのも君といっしょにしたい
ああそう 君は愛は何かと聞く
ぼくは詩人の言葉は持たない
それはぼくのものじゃない
ああそう 君は愛は何かと聞く
ぼくは言葉を持たない でも心の中には
君しかいないことがわかる
ああそう 君は愛は何かと聞く
ぼくは言葉を持たない でも心の中には
君しかいないことがわかる