ぼくはバカだ
それも底抜けの
キミのお陰で
ひびの入り乾ききった壺のよう
月が昇り
冷たい風が吹くと
つい、ソファに横たわるきみを探してしまう
あぁ、神様、彼女はどこにいるの
あの楽しかった夜
この悲しみのずっと前は
きみの手を難なく見つけられたのに
キミはぼくを追いかけ
みつけて
首輪をかけ
引っ張ったよね
でもキミはもうそこにはいない
どこにいるの?
どこにいるの? (そこにはいない、そこにはいない)
眠れない夜
キミのせい
もしキミのが黒ならば
ううん、責めたりなんてしない
人生ってそうやって流れてく
というよりはキミの人生がね
ぼくはただ悲しみに耽るんだ
でもキミはもうそこにはいない
どこにいるの?
どこにいるの? (そこにはいない、そこにはいない)
キミの代わりを探そう
できるだけ頑張るよ
早いところ全てを消し去って
それがぼくの望みさ
そしたらキミはもういない
ただできることは
イマを受け入れること
キミはバカだよ
バラバラになった想い
将来ふたりに
幸せが訪れますように